「臨機応変」とは…

『場合に臨み、変化に応じて適当な処置をすること』の意

かれこれ20数年前、尊敬する恩師が授業中に

「何事も臨機応変が大事。赤信号でも車が迫ってくることはある。各々が自分に責任をもって対応することが必要だということ。」と述べられました。

その恩師、数学の先生だったので、実際は数式をいかに自分のものにして使うか、という意味合いでのお言葉だったのですが、若き日の悩めるワタクシは、色々と腑に落ちてしまって、それ以降、「臨機応変」は私の人生における座右の銘となりました。

そこからさらに10数年

我が愛車以外ほとんど走行していないような高速入口前の道路にて、スピード違反で警察のご厄介になってしまったワタクシ

臨機応変に走ることをモットーにしてますので」と言い訳

当然、私を捕まえた警察の方は白い目で…

「違反は違反ですから。事故になる前で良かったです」

それはそう、本当にその通り。たとえ自損事故だとしても、後続車が巻き込まれるかもしれない。急いでいるけれども速度を守って運転されている方が、大事な用事に遅れてしまうかもしれない。「リスク回避」も含めて法定速度は決定されているわけなので。

恩師の「臨機応変」は自分が責任を負える範囲で行動しろとの意味も込められていたわけです。今一度、恩師の言葉を深く認知させられた出来事でした。

自己の責任でもって「臨機応変」に対応することは、自分だけではなく他者への気遣いにも繋がっていくような気がしています。

みなさまの座右の銘は?

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